裏切られた?
実に久しぶりのブログである。まぁそんなことはどうでもよい。
先月30日の福田・小沢党首会談から始まった大連立やら小沢一郎民主党代表の辞任騒ぎやらで随分にぎやかな一週間である。
が、冷静に考えれば福田康夫首相の自民と小沢一郎個人の利害がかみ合った実に単純な茶番劇にすぎない。
ねじれ国会に行き詰まりアメリカに圧力をかけられた自民・福田康夫と民主党内権力闘争にケリをつけたい小沢一郎の利害が見事に一致したわけだ。ナベツネはトウの過ぎた潤滑油に過ぎなかっただろう。
そもそも各メディアは自民党が小沢一郎の掲げるドン・キホーテ的な国連主義をにそった恒久法案を呑んだとか言っているが、100%そんなのはのめるはずがない。まずアメリカが許さない。勿論そんなことは小沢氏自身が一番わかっているはずだが・・・。
今回の一連の動きは徹頭徹尾茶番に終始しているように思うのは私だけだろうか?
民主党シンパのメディアやコメンテーターや民主党員はやたらと党首会談の中身は二人にしか分からないブラックボックスだ、というが、常人の目には(目が見えるなら)明らかに中身は空っぽである。そもそも党首ごとに目的が違うのだから。
結果的にテロ特は前進し、民主党における小沢の位置はより強固になる(ちなみに民主党に政権担当能力がないのは小沢氏が言わなくても誰の目にも明かである)。めでたしめでたしである。
ただ、最後にメディアの報道姿勢に対する違和感をについて述べたい。ある一誌をのぞいてほとんどの新聞やテレビでは今回の小沢氏の行動は民主党に投票した国民への裏切りだ、みたいなのが載っていたが、ふざけるなといいたい。そもそも今日の政治的空白・混乱は目先のきかない、言っちゃ悪いが頭の構造がが非常に気の毒な方々が民主党に投票した結果の惨劇である。報道番組に映る「小沢さんには期待していたので残念です」みたいなコメントを寄せる一般人は正直救いようがない。
確かに民主党を支持した人にとっては小沢代表に裏切られたのだろう。ただ僕は、「ばかだね」とは思うが少なくとも「かわいそう」とjは思わない。こんなバカみたいな幼稚園児でもひっかからない詐欺に引っかかるような有権者は被害者ではない、そもそも投票するなと言いたい。むしろ先の参院選で民主党にいれた国民はそうでない人々に心のそこから謝るべきだ。
個人的に早期の衆院選には反対だ。民意こそが大事だと人は言うが、ここ数年民意を反映した結果、日本の政治は劣化の一途である。つまり日本人の民意・民度が最悪のレベルに達しているのだ。
ちなみに小沢一郎は剛腕でも壊し屋でもない。ただ「自分よりも力のある人間」を生み出したくないだけだ。そう考えれば過去の彼の行動も実になるほど、ということになる。
日本人の鑑。
福田康夫が自民党新総裁となり、明日首相に指名。新四役には実に愉快な面々が並んだ。伊吹文明・谷垣禎一・二階俊博・古賀誠。小沢一郎率いる人外魔境の民主党に迫るべき先祖がえりである。
今回の福田新総裁を一番歓迎しているのは朝日新聞でありテレビ朝日である。まさに両手に花だ。与野党においての保守系(自民安倍・民主前原)をことごとく偏向報道で潰し。ばら撒くことだけがとりえの実にくみしやすい二大政党制を実現させた。後は九割以上の国民を並以下に追いやり啓蒙指導体制を確立するだけである。
勿論何十年も税金をつぎ込んできた地方の必死に働きもしないで格差を訴える卑怯者や選挙区と公認が欲しいだけのチルドレンはことごとく切り捨てられるだろう、あるいは救えない。
前者は来年の衆院選を視野にかなりばら撒きの恩恵を受けるだろうが、ばら撒きが終わった瞬簡に「格差だ、貧困だ」とほざく人間は救いようがない。後者は公認されても選挙区があっても担いだ御輿が酷すぎる。
チルドレンでほとんど唯一政治家らしい機微をみせたのが杉村太蔵だけだったのが皮肉である。次の衆院選では「別の党」で武部に脅しをかけるかもしれない。
自民党の党四役を見る限り福田内閣の陣容は民主党のネクスト内閣に肉薄する愉快さをみせるに違いない。まさにプレ民主党内閣である。
ただ、福田政権の発足によって、直近の参院選で現れた日本の有権者の民意を反映した与野党の攻防が繰り広げられるのだろう。
今の日本の現状は世界の民主主義国にとっては衝撃に他ならない。何故なら福田自民党も小沢民主党も何より日本国民があるはずのないうちでの小槌を探してみっともない東奔西走なのだから。
またも唯一の選択肢だが・・・
安倍首相の辞任による自民党総裁選。麻生有利から一転福田康夫圧勝の流れ。その中できょう麻生太郎・福田康夫各氏が持論を展開した。NHKでの立ち上げ会の模様だ。勿論一方が福田なので論戦ではなかったが。
政党レベルで自民党と民主党が選択肢として二択になりえないように、今回の総裁選も本当は二択になりえない。先の放送を観た人ならあるいはYouTubeなんかでみる人も日本語が分かる前提でお分かりになるだろう(あるいは朝日新聞読者じゃない限り)担がれて、今回の勝利は間違いないという理由だけで立候補した福田康夫氏の持論など聞くに値しないし、実際聞いてみてもがっかりである。政策としての好き嫌い以前に政策ですらないのである。
もし、今回の五人組の復活のような総裁選でこのまま無風で総裁選が終結すれば確実に完膚なきまでに自民党は終末を迎える。勿論自民党と日本国とは置き換えてもらっても意味は通る。このあまりに頭の悪い挙党体制が壮大な演劇であってほしいいと、なかば夢想する次第だ。
もし万が一福田首相画誕生したとして、問題なのは次の衆院選で誰に投票すればいいのか?ということだ。私が住むのはかの山崎拓氏の選挙区なのである。勿論私は積極的売国奴でもないので民主党は選べない、さりとてさすがに山崎氏はねぇ。
とぴうことで「エロオヤジ」とでも書こうかと思う。意外と無効票にならなそうで怖いのだが。
盗人には必ずや
ポスト安倍を巡って小泉純一郎時代に眠らせたはずの老害どもが生き返った。福田康夫、古賀誠、山崎拓、津島、額賀・・・もし次の反小泉・安倍路線を掲げる総裁が支持率で10%でもとろうものなら日本人の白痴を再び世界に示すものだ。既に先の参院選で日本人はそれを晒しているのだから。だが自民党の若手までもが反小泉・安倍路線を掲げている、民主党の虚言甘言壁が移ったようである。
勿論これらの反動的な動きは先の参院選での自民党の敗北を受けてのものだ。確かに民意は改革にノーだ。それはこれまでも書いてきたが、民意に沿うことが常に正しいわけではない。むしろ今の日本は民意によって国が傾く途上にある。
今回の安倍首相の辞任で日本は一つの曲がり角を曲がったわけだが、その道の先は永遠の下り坂である。そのことは誰の目にも特に諸外国においては明らかであろう。
であるなら早期の衆院選もアリだと思う。どうせ墜ちるなら早いほうがよい。それが民意だ。
つい最近、社保庁職員や地方公務員による年金横領が騒がれた(今や昔である。実におめでたい)。そこで舛添要一大臣は「盗人」呼ばわりをして憤慨し、メディア・国民も激怒した。何故盗人が誅されないのか?と。
勿論着服した盗人は罰せられるべきだ、しかし我々国民がこうまで憤慨するならば当然我々国民自身も罰を受けることになろう。
盗人は等しく罰せられるべきである。
我々国民はいや有権者は何よりもかけがえのない「日本の未来」を盗んだ。これからを支える若者や投票権のない子供達やこれから生まれる子供達の未来をことごとく略奪し、その未来を蹂躙した。
合算してナン億の盗みと国の未来に対する盗み、どちらが重いかは明らかだ。
死んでわびる以外には考えられない大罪ではあるが、蛮行を犯した国民と良識の国民が連帯責任を負うことによってそれはまぬがれるだろう。
傾いていく母国を見続けることが最大の罰となるのだ。
救うべき国民がいない
今日安倍晋三内閣総理大臣が会見を開き辞意を表明した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070912it09.htm?from=top
会見では「職をとす」としたテロ特措法あるいは新法について小沢一郎民主党代表との党首会談が不成立に終わったことや民意を得られていないこと、あるいは戦後レジームからの脱却や改革継続についても国民の支持が得られないことなどを挙げ「自らが辞することで局面を変える」とした。あるいは求心力がないということを。
与謝野馨官房長官は健康問題についても明言していた。
あるいは今週発売の週刊誌(多分週刊文春、最近左巻きにもほどがあるし)に載るという疑惑報道も原因かもしれない。
コメンテーターや解説者は「責任放棄」や「時機を逸した」や「心身ともに疲れたのでは」等の声が上がり、街の声も「当然」「残念」さまざまである。
が、上の首相の言葉が辞任の真意ではないだろう。
一昨日の所信表明を読み上げて首相は「自分は何を言っているのだろう?」と考えたのではないか?
国民は改革など望んでいない、戦後レジームにも興味はない、国際社会における日本の位置などどうでもよい、日本が今後どういう国になるのか将来に託す国家像などクソ食らえだ。興味があるのはただ目の前のばら撒き政策だけ・・・。
個人的には総理大臣の職だけではなく国会議員の職も最終的に辞すのではないかと思う。
責任放棄・国民放棄であることは間違いない。何故なら
救うべき国家も救うに足りる国民もいないのだから。
大男
国民的関心はほどんど失せているのにも関わらず連日繰り返される朝青龍報道。
いい加減うんざりなところに飛び込んだ日本相撲協会の北の湖理事長が元NHKの杉山邦博氏の取材証を剥奪するというズンドコな情報。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2007/09/12/01.html
全く相撲協会は何を考えてんだかねぇ、というかどうして事態をそこまでめんどくさくしてしまうのかが謎だ。
しかし我が国の先人は実に明快な答えを残している。
「大男総身に知恵が回りかね」
そこで相撲協会の親方衆を見てみると・・・。なるほどということになる。
ところでいよいよ臨時国会が開幕し、今日は代表質問が行われる。注目は民主党のネクスト内閣にも名を連ねるミスター年金問題こと長妻昭衆議院議員である。
が、僕にとっては彼の質問の内容より彼の並々ならぬ熱意そのものが実に興味深い。
何故そこまで社保庁・厚労相つまり公務員の手先になりきれるのか?ということだ。
彼が次々と明らかにする情報は彼の手腕と言うより社保庁側からの意図的なリークであり、公務員改革を打ち出した安倍政権に対するサボタージュであろう。
普通の人間は自らの恥を好んで晒すことはないが、公務員の防衛本能はそんなことはお構いなしらしい。爛れた公務員制度・社保庁改革に乗り出そうという(これは何ら悪いことではない)政府を野党に公務員の不始末情報を握らせて攻撃させ改革実行力を失わせる。勿論これは国民の目が節穴だからこそできる不条理劇だが。
勿論攻撃する野党に公務員改革・社保庁改革ができるのなら文句はないのだが民主党は公務員の応援団であることは周知のところ(でもないらしいが最近は)、そんなことは出来ないしする気もないだろう。
もし政権交代が実現し長妻氏が厚労大臣になる日がきたら、その日で年金問題は終わりだ。勿論ある意味で。
聡明そうな彼が何故?僕の疑問はつきない。そう大男には見えないのだが。
というか先ほど安倍晋三首相が辞意。
終わったのは年金だけではない。
入賞に内定か?
ずばり、やりたくないんならやらなきゃいいんですよ(アントン調)といった感じの遠藤武彦農林水産大臣。
野党も国民の税金で飯を食っておきながら大事な国会を問責決議案で浪費し、なるべく楽しようと必死だ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070902i102.htm
が、冷静に考えると115万だ。しかも田舎の農業関係の組合の話。その点、貧乏人の味方を自称するアメリカ民主党の大統領選候補なんて凄いよ。みんな貧困を撲滅するなんていいながら自家用ジェットで移動だからねヒラリー・クリントンもオバマも。そしてそこは貧乏人も突っ込まない。それがアメリカのつよさだよなぁ。日本においても税金ずぶずぶの日本の農業の膿がでたって言う論調なら分かるんだけども、これの何処が「政治と金」なのかが分からない。遠藤議員の政治資金の問題ではまるではない。民主党が先の参院選で説いた農業への更なる税金投入のありえない欠点を証明する端緒としてあるいは自民党がこれまでやってきて何一つ功を奏しなかった農業政策の象徴としてメディアがくいつくならありだが、これではもはや魔女狩りである。
ご祝儀的にあがった安倍政権の支持率も逆戻りだろう。
だが、今回の内閣改造で支持率が上がってしまったことのほうが実は深刻なのかもしれない。8月31日の日経新聞に掲載された竹中平蔵氏の記事。「与謝野馨官房長官就任で改革に黄色信号」という奴。
今朝のサンデープロジェクトでも田原総一郎が与謝野さんに聞いてたけどね、その話題を。全く無駄な話題だ。ご祝儀的にではあるにしろ今回の改造人事で支持率は上がった、そしてその前の参院選では自民党は惨敗した。つまり今の国民の総意は
「改革反対」なのである。
確かに小泉政権時代重用された竹中氏としては忸怩たるものがあるだろう、多くの理性ある日本人も同じ思いだ。しかし日本は民主主義の国。国民の総意の前にはどんな正論も無駄である。
と、くだらない日本の政治や日本の行く末について全く無駄な労を費やしたが(既視的なものだ)、本題は土佐の話だ。
2007大阪世界陸上最終日の女子マラソン。
陸上ウォッチャーである僕と友人は、今大会での北京五輪内定は危険だ、ということで意見を一致させていた。TBSは最強を売りにしていたが正直なところ「粘りがあり、好感は持てるが良くて銅メダル」というメンツであったことは間違いない。
事実土佐礼子は持ち前の驚異的な粘りを見せて銅メダル。来年の北京五輪の代表に内定した。つまり今年の冬から来年にかけて東京・大阪・名古屋の三大会の選考会から二人を選ばなければならない、という悩ましい事態が発生したのだ。
第二の有吉問題は出したくないのである。前々回の世界陸上での野口みずきは五輪でも勝負できるという内容をみせ事実アテネで金メダルを獲得した。
が、土佐が北京で金を取ると考える人間はいるまい、あるいは銅メダルですら。かつての名古屋でも見せたような驚異的粘りは(僕自身は土佐のファンだ。かの名古屋は歴史的な名レースだったと考えている)賞賛されてしかるべきだが、北京で日本女子マラソンに求められるのは金メダルだ。前回アテネで入賞が限界ということが明らかな選手を自動的に内定してしまうというシステムには改めて再考の余地があるだろう。
友人はこういうメールをくれた。
「北京五輪でメダルが一つなくなり、入賞が一つふえた」と。
福士加代子のマラソン転向がささやかれるなか残りニ枠という選考枠は興味の的であり禍根を残すことになりかねない。
と、遠藤さんも辞任だそうで。日本は今民主主義の限界を絶賛公開中であります。