だから何?

http://www.asahi.com/national/update/0626/TKY200706260383.html
朝鮮総連中央会館に対する競売申し立てにつき『日朝国交正常化後の「将来の大使館」とされた中央会館は、申し立てにより朝鮮総連の手を離れる可能性が高まった」という記述は実に率直で朝日新聞らしく、その無念がにじみ出ていて味わいぶかい。朝日のスタンスがよくわかる。

社保庁職員のボーナス自主返納をポーズ・パフォーマンスと切り捨てる報道ステーションと古館伊知郎や有象無象のコメンテーター。確かにポーズでありパフォーマンスなのは確かだが、もしそれに怒るなら「クビにしろ」とか「市中引き回しにしろ」と批判するのが正しい。民間なら当然クビだし磔にもされるだろうし火あぶりにされてもおかしくない。今後真摯に対応するのははっきりいってあたりまえだ。

http://www.asahi.com/national/update/0626/OSK200706260069.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070626i111.htm

山口県光市の母子殺害事件の差し戻し審(本村弥生さん・本村彩夏ちゃん殺害容疑)。

元少年(26)の被告人という記述というのがなんともうらやましい。モラトリアムにもほどがある。僕も少年だった頃が懐かしい。

世間を驚愕させた弁護団(「遺体の強姦は(死姦だが)生き返らせるための魔術的儀式」「泣き止ますために首に蝶々結びをしただけ」「精子が人間を復活させると信じていた」「あくまでママゴト」等主張)だが今回は?
被告人はかく語る。
「危害を加えるつもりはなかった」
「中学1年の時に亡くなった実母のイメージを弥生さんに重ね、甘えたい気持ちが強くなり、後ろから抱きついた」
「激しく抵抗されたのでパニック状態になり、体を押さえ続けたが、気が付かないうちに右手が首を押さえていた」
「赤ちゃんを抱いているお母さんに無性に甘えて頭をなでてもらいたいと後ろに回って抱きついた。性的なものは期待していなかった」
「弥生さんが優しくしてくれたので」
等々。

ふーん、だから?と正直思う。一言声をかけることができるなら「さようなら」と伝えたい。ただそれだけだ。勿論本村洋さんにとっては耐え難い(それを必死に耐えているが)だろうが・・・。僕はもう戦慄や怒りを通りこしたのに笑いも出ない。

今回のいちゃもんつけて善良な民間人をゆするヤクザのような弁護団を見ていると、民主党枝野幸男氏の発言を思い出した。
「安倍首相は最強の護憲派だ」というやつ。勿論苦しまぎれの中での(民主党極左がデカイ顔してますから)最大級の皮肉なのだが。

今回の弁護団団長だかなんだかの安田好弘さんだっけか?彼にも同じことが言えると思う。今日の日本で彼ほどの死刑制度護持論者はいない。あるいは死刑制度護持に貢献している男は。彼によって多くの国民は死刑か無期懲役かどうかではなく、死刑執行の「方法」にまで関心が及んでいるのだから、あるいは弁護士も連座させろとかね。